<質問1>
「以前画廊だったお店を飲食店にしたいと思っています。
どのような注意が必要ですか?」


<ご提案>
まず、貸主との賃貸借契約を細部まで確認することが必要です。
飲食店をテナントにしたことのない家主は、営業開始後にクレームを言うことが
あり、契約前に問題を解決しておくことを考えましょう。
次に内外装で注意するべき点は、設備関係です。
以前画廊であったということは、おそらく排気・換気設備が飲食店向きではあり
ません。飲食店の場合、厨房スペースの排気設備や、客席の排気・換気設備
が十分かどうかを確認の上、あらたに工事が必要な場合、その工事をしていい
かどうか、貸主に了解を得ましょう。



<質問2>
「常連のお客様に「洋風の料理もだしてほしい」と言われています。
和食店ですし、板前も協力的ではありません。
どうしたらよいでしょうか?」

<ご提案>
お客様のご要望の内容にもよります。たとえば、お客様がただのわがままで、
和食店なのに本格的ビーフシチューをだしてくれと言うのなら、常識の範疇を
超えているのでお相手する必要はないでしょう。もし、本当の常連で、店側の
努力をご理解いただけるお客様なら、むしろ積極的に応じるべきです。
ただし、調理人は和食専門ですから、基本は和食を貫くほうが良いでしょう。
たとえば、味的には和風で盛り付けを洋風にしてみるとか、洋素材を使って
みるとか、和風素材を洋風にアレンジしてみるとか、方法はたくさんあります。
そのうち、その中の一品が口コミで評判になり、隠れた裏メニューとして知れ
渡り、店の繁盛の一役をかう場合も多くあります。

Q&A
新日本料理開発のプロ集団                     企画・協力 新日本料理勉強会

お問い合わせ
















<質問3>
「接客の際、汁物をお客様の洋服にかけて汚してしまった場合の
対処法を教えてください」


<ご提案>
まず、接客の際、店側に不手際があったりこのような状況になった場合、
あわてたり、大騒ぎしないことです。
一言誠意をもってお詫びをし、お客様のお召し物の汚れをふき取るなど応急処置を行います。
なるべくお客様の会食が中断しないように迅速かつ冷静に対応しましょう。
たいしたことのない汚れなら、お帰りの際にクリーニング代を2千円〜3千円包み
他のお客様にわからないようにお渡しし、もう一度きちんとお謝りをします。
跡に残るような汚れだったり、お客様が納得していなかったりした場合には、
翌日に電話を入れ、必要ならば会社または自宅に手土産をもってお詫びに伺い
誠意を示します。
こういう場合の注意ですが、必要以上に謝ったり、大騒ぎをするとお客様のお怒りを
増徴させるだけではなく、会合自体を台無しにしかねないので、あくまで冷静に
対応することです。
また、失礼をしたお客様がホスト側ではなく招かれたお客様の場合には、ホスト側のお客様に席以外の場所で事情を説明するなどのフォーローもわすれないでください。
粗相は決してしてはならないことですが、万が一、このような状況になった時、
誠意をもった対応をすることで、お客様の心に残ることもあるのです。



<質問4>
「調理器具などは、買取・リースのどちらが良いでしょうか」

<ご提案>
初期投資をどれぐらいかけられるか、調理場の規模、メニュー構成などによって
ずいぶん違います。
基本的に消耗品であれば、中古・買取で問題はありません。
ただ、調理器具や厨房設備に関しては、リースが良い場合があります。

リースの利点
1、毎月少額のリース料で備品を利用できる
2、修理・メンテナンスがしっかりしている
3、旧型から新型への移行が比較的安価でできる

たとえば、冷凍庫・冷蔵庫などは中古を買い取るよりもリースにして何かトラブルが
おきた時にすぐ対応してもらう方が最終的には金額も安くなります。
厨房機器の修理は思いの外費用がかかりますので要注意です。
また一定のリース期間が終了すると、それまでの1ヶ月分くらいの費用で1年間使用
できるなどの利点もあります。